アップルウォッチSeries 6レビュー:段階的な改善を遂げているフラグシップスマートウォッチ(ギズモード・ジャパン)

【リンク先抜粋】
まずは血中酸素濃度を測定する仕組みについて。裏蓋のクリスタルに赤色、緑色、赤外線のLEDが含まれ、そのあいだに4つのフォトダイオードが配置されています。赤色、赤外線の光が皮膚を通過し手首の下の血管に向かって輝くとフォトダイオードがその反射光を読み取れるのだとか。血液が暗赤色の場合、酸素が少なく、真っ赤な場合は酸素を豊富に含んでいることになります。 測定には、新しいBloodOxygenアプリを使用します。どこか平らなところに手首を置いて15秒ほどじっとしている必要があります。動いたり、手首の角度が曲がっていたりすると、読みが外れることも。私の測定値は一貫して95~100%でした。こうしたスポットチェックも良いのですが、就寝中を含めてバックグラウンド継続的に測定している数値をチェックするのも興味深いです。把握しているかぎり特に健康上の問題がない私の血中酸素濃度は、一貫して91-100%の範囲でした。 血中酸素測定値は肌の色によって歪む可能性はあるのかという質問もいくつか頂いたのですが、たとえばわたしの旦那は茶系の肌を持つラテン系(既知の健康上の問題なし)で、同じように一貫して正常範囲でした。 Series 6のSpO2センサーは、スマートウォッチ界でも目新しい...というわけではありません。Fitbitのウェアラブルには何年も前から含まれています(血中酸素濃度の測定はできませんが)。ただ、アップルウォッチも現時点では血中酸素濃度のデータは出せてもインサイトは出せないんですけどね。 アップルは、血中酸素濃度と喘息、心不全、呼吸器ウイルス(covid-19やインフルエンザなど)との関連を調べるために、Series 6のリリースとともに研究パートナーとの3つの臨床試験を開始しました。もしうまくいけば、いずれ診断ツールを開発してFDA認可を取得するでしょう。ただ、その機能の実装までにはもうしばらく時間がかかることが想像できます。

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(2020/10/05)