日本時代生まれの作詞家旧居を修復へ 完成後は名曲喫茶に/台湾(中央社フォーカス台湾)

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(台北中央社)日本統治時代に生まれ、人気歌謡曲を数多く手掛けたことで知られる作詞家、李臨秋の旧居が修復される見通しになった。早ければ来年3月にも着工する。展示スペースと名曲喫茶を兼ね備えた複合文化施設として生まれ変わる。 李臨秋は1909年に台北で生まれた。作詞家として活躍し、代表曲には、台湾で広く親しまれる「望春風」「四季紅」などがある。台北の旧市街地、大稻埕にある旧居は2009年、市の歴史建築に登録された。だが、老朽化が進んでおり、李臨秋の末っ子、修鑑さんの奔走により、修復が決まった。「父が購入した当時の様子に復元できれば」と修鑑さんは期待を寄せている。 建物は、レンガと木材で作られた2階建てで、修復には約1000万台湾元(約3666万円)が投じられる。工期は2~3年を見込む。2階は歴史資料の展示スペース、1階は京都の名曲喫茶「柳月堂」を参考にした喫茶店として整備される。新人歌手にとっては新曲を発表する場、来店客にとっては音楽を聴きながらコーヒーを楽しめる場にしたいとしている。 (李宛諭/編集:荘麗玲)

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(2020/10/05)