エース候補・西川潤がついにU-19合流も…世界を知る期待のレフティがぶつかる課題とは?(SOCCER DIGEST Web)

【リンク先抜粋】
 リーグ戦8試合で1得点。与えられた出場時間も103分しかない。高校No.1アタッカーとしてプロの世界に飛び込んだルーキーからすれば、この数字は納得できないだろう。高校時代から仲の良いMF荒木遼太郎(鹿島)など、同世代の仲間がJ1のピッチで結果を出しているのであれば、なおさらだ。だからこそ、西川潤(セレッソ大阪)は今回の代表活動に懸けている。 【U-19日本代表合宿】内田篤人氏とともに笑顔で練習に励むU-19の若き精鋭たちの厳選PHOTO!  10月4日から始まったU-19日本代表合宿。U-20ワールドカップの予選となる来年初旬のアジア選手権を目指すチームに西川が戻ってきた。今年はコンディション不良やチーム事情で活動に参加できておらず、昨年12月の福島合宿以来となる招集だ。  桐光学園高時代から世代別代表の常連だった西川。高校3年生だった昨年はC大阪の特別指定選手として、4月13日の7節・北海道コンサドーレ札幌戦でJ1の舞台を経験した。翌月には日の丸を背負い、U-20ワールドカップに飛び級で出場。昨秋のU-17ワールドカップでは日本のエースとして4試合で2得点を挙げる活躍を見せた。とりわけ、オランダとの初戦は圧巻のパフォーマンスを披露し、1得点・2アシストをマーク。若月大和(シオン)の2ゴールをお膳立てしたスルーパスは鮮烈で、その名を世界に知らしめたのは記憶に新しい。  C大阪のアンヘル・ロティーナ監督も西川の才能を高く評価する。U-23チームではなく、トップチームで起用を続けてきたのもそのためだ。  西川も出場時間こそ短いが、その期待に応えてきた。J1・10節の柏レイソル戦では83分から出場し、4分後には鮮やかなループシュートでプロ初得点を記録。“らしさ”が詰まったゴールで改めてポテンシャルの高さを示した。  だが、現時点ではサブに甘んじ、壁にぶつかっている。何故、西川はレギュラーの座を奪えていないのか。その理由のひとつが戦術面だ。高校時代は絶対的なエースとして最前線のポジションで自由を与えられていた一方で、戦術面の約束事が多いC大阪では今までとは異なる役割を求められている。主に務める右サイドハーフで攻守のタスクをこなしながら、自分の良さを出さなければいけない。新たなサッカーと出会って引き出しを増やしつつあるが、指揮官が求める水準にまだ達していない

続きはこちら

(2020/10/05)