Ｃ型肝炎ウイルスの発見にノーベル医学・生理学賞 米などの３氏（産経新聞）
【リンク先抜粋】
スウェーデンのカロリンスカ研究所は５日、２０２０年のノーベル医学・生理学賞を、Ｃ型肝炎ウイルスを発見した米国立衛生研究所（ＮＩＨ）のハーベイ・アルター名誉研究者、カナダ・アルバータ大のマイケル・ホートン教授、米ロックフェラー大のチャールズ・ライス教授の３氏に授与すると発表した。
血液を介して感染する肝炎は、肝硬変や肝臓がんを引き起こす世界的な健康問題だ。こうした肝炎の大部分は原因不明のままだったが、Ｃ型肝炎ウイルスの発見で解明が進んだ。血液検査や新薬の開発が可能になり、多くの人命を救ったことが評価された。
授賞式は毎年１２月１０日にストックホルムで開かれてきたが、今年は新型コロナウイルスの感染防止のため受賞者を招待せず、簡略化した式典をインターネットなどで配信し、メダルなどの授与は受賞者の自国で行われる。賞金計１千万スウェーデンクローナ（約１億２千万円）は３氏に等分して贈られる。
