原英、笑顔で国内メジャー初制覇 ジャンボの教え、攻め貫く(産経新聞)

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 短いウイニングパットを沈めると、喜びをかみしめるように右拳を上げた。 女子ゴルフの日本女子オープン選手権最終日の4日、4打差の首位でスタートした原英莉花は同じ「黄金世代」の小祝さくらとのスコアの伸ばし合いを制して完勝。プレーオフの末にもぎとった昨年6月の初勝利の際は涙を見せたが、初の国内メジャー制覇となった2勝目は「実感があまりないが、すごくうれしい」と笑顔で声を弾ませた。 【写真】優勝カップを手に笑顔を見せる原英莉花  追われる立場の重圧を感じさせないプレーぶりだった。前半、時折ティーショットを乱した小祝に対し、フェアウエーを外さない安定感で4打差を保ったまま折り返す。後半は11番で1メートル、12番で3メートルを沈め、小祝とともに連続バーディー。直後のパー3の13番でピン手前10ヤードからチップインバーディーを決め、追いすがる小祝を振り切った。  神奈川・湘南学院高時代から尾崎将司に師事。千葉県内にある「ジャンボ軍団」の練習場で研鑽を積んできた。今季は2戦連続で予選落ちするなど成績が上がらず、今大会直前も自信なさげな表情をしていたところ、一喝されたという。  師匠の叱咤を胸に攻めの姿勢を貫くよう心掛けた結果が、参加者でただ一人の4日間全てアンダーパー。「ジャンボさん(尾崎将)には『2勝目を』といわれていた。それをナショナルオープンででき、ちょっと自信を持って報告しに行きたい」と大きな勲章に胸を張った。(上阪正人)

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(2020/10/04)