ロッテ・美馬破顔「やっと投げ切れた」 テンポよく移籍後初完投(産経新聞)

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 ロッテが4日、西武を下した。  テンポ良い投球で凡打の山を築き、100球で勝負を決めた。ロッテの美馬が移籍後初完投を4安打無四球で飾り、自身7連勝で9勝目。「やっと(最後まで)投げ切れてよかった」と白い歯をのぞかせた。  試合開始直後は一発を浴びた。一回、先頭打者の金子に初球を右翼席へと運ばれた。「長い回を投げたいと思っていたので『ヤバい』と思った。初球で良かった」。その後は気持ちを切り替え、七回1死まで完璧に抑えた。  相手打線の早打ちを見抜き、利用した。「ストライクゾーンの中で、打たせたい球を投げてアウトを重ねられた」。九回は1死一、二塁とされたが、最後の100球目。シュートでバットの芯を外し、お手本のような遊ゴロ併殺打を打たせると、小さくガッツポーズをした。  リーグ2位の9勝目。最多勝も視野に入るが「(打線に)勝たせてもらっている」とつつましい。  この日は登板が続いていた救援の沢村、益田の休養日。井口監督は「最後までしっかり投げてくれてよかった」とねぎらった。  (神田さやか)

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(2020/10/04)