パティシエも愛用の「電動ハンドミキサー」、ロングセラーにはワケがある(BCN)
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ハロウィンパーティーやちょっと気が早いがクリスマス、バレンタインなど、これからケーキをつくる機会が増える。ケーキづくりに欠かせない道具といえば、電動ハンドミキサー。我が家で使っているのはこれで2台目になる。もともと1000円前後の安いタイプを使っていたが、手入れや動作に不満だった。そんなとき、家電量販店の販売スタッフと会話していたら「パナソニックの『MK-H4』はパティシェの方も愛用しているロングセラー」と聞き、買い替えた。使ってみたところ、お菓子づくりがとても楽になったのでその魅力を伝えよう。
MK-H4は、収納時のサイズが8.5×20.5×18.5cm、重さが1.1kg。主なスペックは、定格時間が15分、消費電力が80W。速度切り替えは、3段階(650回転/分、820回転/分、950回転/分)となっている。収納ケースも付属する。2009年発売のロングセラー商品だ。
スポンジケーキをつくるときは、大きな泡をつくらないようにするときめ細かい生地が出来上がる。ここで重要なのが、低速と高速の切り替えだ。高速で泡立てると短い時間で泡立てられるが、泡が大きくなる。そこで低速に切り替えると、大きな泡を落ち着かせてきめ細かく仕上げることができるからだ。
材料の量にもよるが、筆者がいつも参考にしているレシピでは大体10~15分くらいで、速度を切り替えながら連続で電動ミキサーを動かす。定格時間が短いタイプだと、作業の途中で止まってしまうが、本機の15分は丁度いい長さだ。
速度の切り替えが5段階まで細かく設定できるタイプもあるが、イベントのときにスポンジケーキをつくる程度の筆者にとっては、3段階の方が切り替えに迷うことなく使いやすい。
●長くて柔らかいコードもポイント
材料をかくはんするビーターは、幅が広めで丸みのある形状。丸いボウルの中で作業をするとしっかりと食材にあたるため、よく混ぜられる。例えば、卵白2個を使ってメレンゲをつくると、大体2分程度で“ツノ”がぴんと立つ状態になる。
コード長は、1.9mと長めなので、コンセントから離れた場所でも作業がしやすい。また、コードが細くて柔らかいので取り回しがしやすく、混ぜる作業がはかどる。ビーターをつけたまま立てておけるところも、作業工程が多いお菓子づくりでは助かるポイントだろう。