新竹市がグッドデザイン賞 動物園再生計画と水路の景観整備で/台湾(中央社フォーカス台湾)

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(新竹中央社)グッドデザイン賞(日本デザイン振興会主催)の2020年度受賞者が発表され、北部・新竹市から動物園の再生計画と水路周辺の景観整備の2件が選出された。林智堅市長は4日の報道資料で、デザインを重視した都市整備を推進してきたとし、正しい方向だったと受賞が証明してくれたと喜びを示した。 新竹市立動物園は、日本統治時代の1936(昭和11)年に開園。場所を移さずに運営を続ける動物園としては台湾最古で、2017年5月から大規模な改修工事を行い、昨年末リニューアルオープンした。伝統的な「おり」を取り払い、動物が暮らしやすい環境を整え、ありのままの姿を観察できるよう工夫を凝らした。 「隆恩圳景観工事」は、台湾人の建築家として初めて吉阪隆正賞を受賞した黄聲遠さんが手掛けた。古い水路と周辺の老木を生かし、芝生を敷き詰めて既存の公園とつなげることで、都市の中に全長770メートルに及ぶ緑あふれる通路を造り出した。 今年度のグッドデザイン賞はデザインにおいて他者や社会、環境などについて考え、それに応えることを示す「交感」をテーマに作品を募集。4769件の応募があり、審査を経て1395件が選出された。 (魯鋼駿/編集:楊千慧)

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(2020/10/04)