尾上菊五郎、代表作「魚屋宗五郎」で国立劇場の9か月ぶり再開を飾る 孫の丑之助とも共演(スポーツ報知)

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 東京・半蔵門の国立劇場が2日、1月以来、9か月ぶりに歌舞伎公演(27日まで)で興行を再開。人間国宝・尾上菊五郎(77)を中心とした「魚屋宗五郎」などが上演された。  コロナ禍での久しぶりの舞台。菊五郎は出られる喜びを「身震いがする」と話していたが、当たり役の宗五郎で花道から登場すると、客席は大きな拍手に包まれた。「毎回これが最後のつもりで勤める」ともコメント。菊五郎の長男、尾上菊之助(43)の息子、尾上丑之助(6)も丁稚役で共演。元気はつらつとした姿を見せた。  東京・歌舞伎座は8月に公演を再開。感染症予防対策で客席を減らし、4部制に分けて上演中。国立も客席数減だが、ロビーの面積が歌舞伎座よりも広いため、2部制に。現在、どこの劇場も歌舞伎公演は飛沫防止のため、大向こうからの掛け声は禁じられている。  この日の国立は和服姿の女性観客も目立った。少しづつだが、高齢層を含めた歌舞伎ファンが劇場に戻りつつある。なお、今月は他に第1部「ひらかな盛衰記 源太勘当」(中村梅玉)、「幸希芝居遊(さちねがうしばいごっこ)」(松本幸四郎)、第2部「太刀盗人」(尾上松緑)が上演される。

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(2020/10/04)