フィギュア三原、堂々の表彰台「戻ってこられてよかった」(産経新聞)

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 フィギュアスケートの近畿選手権最終日は4日、大阪府臨海SCで男女のフリーが行われ、復帰戦となった三原舞依(シスメックス)は3位の113・69点を出して、合計173・38点の3位に入った。  演技を終えた女子の三原は、氷上でほっとしたような笑みを浮かべた。「とにかく最後まで滑り切れてよかった」。リンクサイドで待ち受けていた中野園子コーチと抱き合い、実戦復帰の喜びをかみしめた。  冒頭の3連続ジャンプを決めると、その後も2回転半、3回転サルコーなどを着氷させた。ステップでは華麗に舞い、緑色の衣装で森の妖精を表現。「すごく楽しんで滑ることができた」と頬を緩めた。  昨季は体調不良で全試合を欠場した。休養後、練習を再開した頃に新型コロナウイルス禍でリンクが閉鎖。自粛期間中は、筋肉を一から作り直したという。「苦しいこともたくさんあった」と振り返るが、復帰戦で表彰台に乗り、「戻ってこられてよかった」と実感を込めた。  次戦の西日本選手権に向けては、「元の(演技)構成に戻せるのがベストなので、そこまで追いつけるようにしたい」。復活の一歩を踏み出した21歳は、さらなる高みを目指す。(久保まりな)

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(2020/10/04)