嵐が“国民的アイドル”になった瞬間、「日本を元気に」走り出した9年前の3月11日(週刊女性PRIME)
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「松本潤さんは主演の井上真央さんを一途に愛する道明寺司役を熱演。ジャニーズのグループのブレイクは人気のドラマと連動していることが多いですが、嵐はこのドラマでした。平均視聴率は21・6%を記録し、主題歌の『Lоve sо sweet』は年間シングル4位に。一躍、グループの知名度を上げました」(テレビ局関係者)
その後、スターダムを駆け上がっていく。
「2008年からTBS系のバラエティー番組『ひみつの嵐ちゃん!』がスタート。プライムタイムで初の冠番組でした。『Happiness』や『One Love』などヒット曲を連発し、2009年に発売されたベストアルバムでは初のミリオンを達成。同じ年にはNHK紅白歌合戦に初出場を果たし、2019年まで11年連続出場を成し遂げました」(同・テレビ局関係者)
勢いに乗る嵐は、アイドル活動以外でも功績を残した。
「2010年に、国土交通省・観光庁の観光立国ナビゲーターに起用され、彼らを主役として企画した『ニッポンの嵐』を全国の小・中・高に学校図書として寄贈しました。子どもたちが勉強する題材になったんです」(芸能プロ関係者)
一時は、発売する曲がなかなか売れない“冬の時代”も経験した5人。なぜ、彼らはここまで人気になったのだろうか。『ジャニーズは努力が9割』(新潮社刊)の著書があり、ジャニーズ事情に詳しい霜田明寛氏は、SMAPに近い売れ方だと指摘する。
「デビューと同時にブレイクするグループが多い中、SMAPは時間がかかりました。嵐も、デビュー曲はヒットしましたが、ほかの曲は苦戦し、大規模なツアーもできませんでした。デビューからブレイクまで8年かかったのは異例ではないでしょうか」
5人全員のキャラクターが立っていることが強みになったという。
「デビューシングルこそ松本さんがセンターでしたが、その後は曲によってセンターが代わっています。平野紫耀さんをセンターで固定しているKing & Princeとは対照的です。グループで飛び抜けた人がいないことで人気が出るのに時間がかかったのかもしれませんが、ブレイクしてからは逆にそれがプラスに働いたと思います」(霜田氏、以下同)