あなたのデニムが、北極を汚染しているとしたら…?(ギズモード・ジャパン)

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アメリカ化学会が9月初旬に発表した新しい研究によると、ブルージーンズを履いたり、洗濯したりするときに、マイクロファイバーやマイクロプラスチックが環境中に放出されているのだとか。とても微細な繊維なので、下水処理場のフィルターに引っかかることなく通過しちゃうため、水路に流れ込んで海洋生物を危険にさらす可能性があるとのこと。 7人の研究者からなるチームがこの調査に取り組むことになったきっかけは、カナダの北極圏群島と五大湖で行なった、マイクロプラスチックのサンプル採取だったそうです。 研究を主導したトロント大学の地球科学教授であるミリアム・ダイアモンド氏は電子メールでこう述べています。 奇妙なことに、全員がサンプルから青い繊維を見つけたんです。そこで、ひょっとしてこの青い繊維はブルージーンズのものなんじゃないかと考えたんです。クローゼットにジーンズ以上に青い繊維を含んだ服なんて持ってます? 好奇心旺盛な研究者たちは、インディゴブルーのジーンズがどんなマイクロファイバーを含んでいるのかを正確に識別する方法を調べました。化学分析と顕微鏡分析を用いて、特定の繊維がどのように見えるのか、また、どうやって他の衣類のマイクロファイバーと区別するのかを特定したんだそうですよ。 そこでたどり着いたジーンズのマイクロファイバーを他の服からのものと区別する方法を用いて、オンタリオ湖に流れ込む前の水路を調査したところ、平均で1リットルの廃水から22本の繊維が検出されたといいます。

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(2020/10/03)