巨人・元木ヘッド、病み上がりでチームも沈没 依然やせた姿で声に張り戻らず(夕刊フジ)

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 虫垂炎のためにチームを離脱していた巨人・元木大介ヘッドコーチ(48)が2日の阪神戦(甲子園)でベンチに復帰もチームは1-4で敗戦。帰ってきた番頭格に快気祝いの白星をプレゼントとはならなかった。 【写真】復帰した巨人・元木大介ヘッドコーチ  原辰徳監督(62)が前日1日に「元のサヤに戻るということ」と表現した本来のベンチワークは機能せず。相手先発の西勇を打ち崩せないまま、ウィーラーのソロによる1点のみに押さえ込まれ、ここまで12勝4敗と貯金8つを荒稼ぎしてきた阪神相手に元気なく敗れた。  相手エースに3度目の黒星。元木ヘッドは「何だよ。負けたときばっか呼んで。勝ったとき呼べよ」と苦笑いしたが「ここまでやられっぱなしやね。リズムが合っていなかったね。うちのバッターが」。復帰戦でいきなり敗戦の弁を述べる羽目になった。  「(西勇が)マウンドでようしゃべっとる。あれでウチのバッターがリズム合わなくてカッカ、カッカしちゃうんじゃないの」と技術面よりメンタルでの仕掛けあいで後れを取ったと指摘した。  先月16日に虫垂炎の手術を受け、同25日に退院。やせた姿に心配の声があがっていた。この日の試合前練習では坂本、岡本や大城に声を掛けて助言を送る場面もあったが、ベンチ前で座る時間も長く、声の張りも戻っていない。本人は「(心配するのが)遅いよ! だれもなにも言わねーじゃん」と笑って質問をかわした。原監督も「またスタートの形でね。これからまたスタートを切ったわけですから。また明日頑張ります」と言葉少なだった。  離脱前にはベンチからマスク越しでも記者席まで聞こえてくる番頭格のヤジはまだ戻っていない。視野の広さと鋭い戦術眼に指揮官が全幅の信頼を置く元木ヘッドの完調が、リーグ連覇へのラストスパートに必要なピースだ。 (片岡将)

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(2020/10/03)