3回転半着氷の樋口 「次につながる」 フィギュアのジャパン・オープン(産経新聞)

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 3日に行われたフィギュアスケートのチーム対抗戦、ジャパン・オープンで樋口新葉(明大)が大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷した。  スピードに乗った助走から高く舞った。樋口は演技冒頭で大技のトリプルアクセルに挑み、公式戦で自身初めて着氷した。回転しすぎてバランスを崩し、出来栄え点(GOE)で減点があったものの「片足で降りられたのは自信になるし、次につながる」と納得した。  昨季終盤、2月の四大陸選手権で初めて公式戦のプログラムに組み込み転倒した。今季は「最初から挑めるようにしたい」と決意し、新型コロナウイルス禍の自粛明けから練習を重ねてきた。最近は精度が上がり、この日も「イメージ通りに(身体が)動いてくれた」という。  スタンドからはファンが見守った。緊張感に包まれての演技だった。中盤の3回転ループ、最後の3回転ルッツはいずれも1回転になった。「2つのミスが悔しい」と唇をかんだ。今季初戦から大技への手応えを得て、修正点も明確になった。「次の大会に向けて課題が見つかったので、いい試合になった」と表情は明るかった。(久保まりな)

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(2020/10/03)