富士山 1合目ってどの辺り? そもそも「合目」ってどんな意味?【NEXT特捜隊】(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)

【リンク先抜粋】
 例えば現在の富士宮口5合目は、1906年開通の登山道では3合5勺(しゃく)の位置に当たる。御殿場口はかつて、現在の新5合目近くを1合目と呼んでいたという。  なぜ? 再び大高准教授の元へ。徒歩や馬で頂上を目指した時代は、各登山道の麓に位置する浅間神社を起点に、乗ってきた馬を帰して徒歩に変わる地点「馬返し」を経て、1合目、2合目と登り、頂上を目指すのが常だったという。  明治以降、馬車、バス、マイカーと交通手段の変遷に伴い、登山の出発点が麓から標高の高い位置に移り、それにつれて「合目」の位置も動いたということらしい。  現在は登山者の大半が、各登山道の駐車場がある5合目から頂上を目指す。須走、御殿場、富士宮と本県側3登山道の5合目は実は標高がバラバラ。須走口は2千メートル、御殿場口は1450メートル、富士宮口は2400メートルだ。  その理由には諸説ある。大高准教授は「それぞれが『頂上までの近さ』をアピールする狙いから、車で行ける限界点を5合目と定めたのでしょう」との持論を話してくれた。

続きはこちら

(2020/10/03)