松本幸四郎、42分で弁慶、源九郎狐など20役「理想というか、夢のような話」 「緊急事態宣言」などコロナ禍を連想させるセリフも(スポーツ報知)

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 歌舞伎俳優の松本幸四郎(47)が3日、東京・国立劇場で「10月大歌舞伎」(4~27日)の第1部「幸希芝居遊(さちねがうしばいごっこ)」の舞台稽古を行った。  「勧進帳」の弁慶が「飛び六方」で花道を退く場面、「義経千本桜」の佐藤忠信(源九郎狐)が鼓と戯れる場面など、名場面を集めて演じる「吹寄(ふきよせ)」の手法を用いた新作歌舞伎。江戸中の興行が“ある理由”から半年も停止となり、芝居をできなくなった役者が、居ても立ってもいられず、芝居小屋に潜入する物語だ。「芝居がしたい!」「緊急事態宣言」「はやり病」などコロナ禍を連想させるセリフも登場する。  20役を演じる幸四郎は「42分の持ち時間で、どうやったら多くの芝居をお見せできるかと考えた。一幕でいろんな役を演じられるのは、理想というか、夢のような話です」と胸を張った。芝居小屋で筋書きを見つけ、「図夢歌舞伎の最終回で涙ぐむ場面、いい芝居だった」と自画自賛して笑いを誘う場面も。ユーモアや遊び心も存分に盛り込み、話題を呼びそうだ。

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(2020/10/03)