イオンは新ジャンル「バーリアル」の単品価格据え置き フロースルー物流で低コスト化(日本食糧新聞)

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イオンは、1日の酒税改正後もプライベートブランド(自主企画品)「トップバリュベストプライス」で展開するビール類の新ジャンル「バーリアル」シリーズ3品の1缶当たりの価格を据え置く。年間売上げが200億円を超える同シリーズの販売ボリュームを生かすとともに、物流のさらなる効率化で低コスト化を進める。 物流の効率化について、イオントップバリュの横山憲男副社長は「フロースルー物流の比率をどれだけ高められるか」をポイントに挙げる。フロースルー物流とは、センターに入荷した商品を在庫保管することなく、その日のうちに店舗へ出荷する作業の流れのことで、保管費用の削減につなげる。センターに在庫した商品を店からの発注に応じて出荷する従来の方法に比べ、販売計画と物流計画の高度な連携が求められる。 シリーズ3品は9月にリニューアルを実施、引き続きキリンビールが製造する。販売価格はグループ企業の業態によって異なる。イオンリテールの場合、350mlは本体価格1缶78円、500mlは110円となっている。6缶パックと24缶パックは単缶購入よりも割安だが3%強の値上げとなる。 「6缶、24缶パックはナショナルブランドの値上げ幅を考慮、相対的には価格優位性が高まるように設定した」(横山副社長) また、6日にはビールのプライベートブランド「トップバリュベストプライス富良野生ビール」を発売する。国内製造ビールでは初めてのプライベートブランド化で、350mlの本体価格は150円、サッポロビールが製造する。原材料は麦芽とホップのみ、使用するホップの50%以上を北海道富良野産のリトルスターホップとしている。 横山副社長は「酒税改正を機に、お買い得で高品質というベストプライスのポジションを絶対的なものにして、お客さまに貢献したい」と語る。ビール類に限らず、缶チューハイのRTD(レディ・ツー・ドリンク)もリニューアルを進め、酒税改正後のニーズに対応していく。

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(2020/10/03)