マクラーレン導入のメルセデス似ノーズ、隠れたポテンシャルを引き出せる?(motorsport.com 日本版)

【リンク先抜粋】
 マクラーレンはF1ロシアGPでメルセデススタイルの新型ノーズを実戦投入した。彼らはこの新ノーズによってマシンのポテンシャルをより発揮できるようになると考えている。 【動画】2020年F1第10戦ロシアGP決勝ハイライト  この新ノーズはトスカーナGPでのテストを経て導入されたもの。カルロス・サインツJr.は旧ノーズを継続使用した一方で、ランド・ノリスは新ノーズを使用した。サインツJr.がオープニングラップでのクラッシュでリタイアしたため正確な比較はできないものの、ノリスは15位に終わっており、彼らのロシアGPでのペースは大きく改善されたわけではなかった。  だがチーム代表のアンドレアス・ザイドルは、新ノーズによるエアロの方向性はマシンからさらにスピードを引き出す助けになると考えている。 「シーズン半ばのホモロゲーションがあるため、我々は可能な限り早く経験を積みたいと考えていた」  新たなノーズコンセプトについてザイドル代表に訊くと、彼はそう語った。 「そのため、我々はこのパッケージの一部のパーツが手に入るようになってすぐに、段階的にテストを行なうことに決めたんだ。目標は明確だ。我々はこの新たなノーズボックス・コンセプトを風洞で確認してきた。我々はこれが将来に向けて適切な方向だと考えている」 「新ノーズはパフォーマンス面でマシンからよりポテンシャルを引き出すという意味で、多くの可能性をもたらすものだ。それが、我々の目指している方向性だ」 「これからはこのパッケージのパーツを段階的に増やしていく計画で、より多くのパフォーマンスを引き出すことが目標だ」  マクラーレンは現在コンストラクターズランキング3番手につけている。しかし彼らは現時点で3番目に速いクルマはレーシングポイントだと考えており、中団争いのライバルであるルノーも力強い進歩を示してきている。  僅差の中団争いが展開されているが、ザイドル代表はマクラーレンが主なライバルに勝つためには、この新ノーズを分析し、アップデートを行なっていくことが重要だと語った。 「純粋なクルマのパフォーマンスという面では、レーシングポイントはバルセロナテスト以降、平均して同じような立場にある。彼らはこの(中団)争いで間違いなく最速だ」と、ザイドル代表は言う。 「ルノーもスパ以降、明らかに良いステップを踏み出し

続きはこちら

(2020/10/03)