【MLB WCシリーズ】ダルビッシュ、早すぎる終戦 崖っぷち登板で7回途中6K2失点好投も打線沈黙(Full-Count)
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■マーリンズ 2-0 カブス(WCシリーズ・日本時間3日・シカゴ)
カブスのダルビッシュ有投手は2日(日本時間3日)、マーリンズとのワイルドカードシリーズ第2戦で先発登板した。落ち着いた投球で6回まで無失点と好投したが、7回に先制ソロを被弾。7回途中5安打2失点で降板した。最速は96.3マイル(約155.0キロ)。チームは完封負けで2連敗を喫し、ポストシーズン敗退が決まった。
【動画】ダルビッシュが空振り三振を奪ったプレート上で急激に外へ変化するスライダーの映像
負ければ終戦の大一番。息詰まる投手戦を演じたが、一発に泣いた。両軍無得点で迎えた7回2死。2ボール2ストライクからクーパーにスライダーを捉えられた。左翼席へ飛び込む先制ソロ。さらにジョイスの二塁打、ロハスの申告敬遠で招いた同一、二塁では、シエラに右前適時打を許した。6回2/3で94球(ストライク69球)を投げ、6奪三振3四死球、5安打2失点。ドジャース時代の17年以来3年ぶりのポストシーズンは悔しい投球となった。
3年ぶりに地区優勝したチームは160キロ超の剛速球を誇る新人サンチェスを打てず。4安打とつながりを欠き、16年以来4年ぶりのワールドシリーズ制覇への道は閉ざされた。ダルビッシュはレギュラーシーズンで8勝を挙げて日本人初の最多勝を獲得。防御率2.01、93奪三振の好成績でサイ・ヤング賞の候補に挙がっているが、一発勝負の大舞台では早々に姿を消すことになった。