橋本五輪相が杉田議員に言及「一丸となる問題」(日刊スポーツ)
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男女共同参画担当も兼ねる橋本聖子五輪相(55)が2日、閣議後会見で、自民党の杉田水脈(みお)衆院議員(53)が「女性はいくらでもうそをつけますから」と発言したことで党から口頭注意を受け、発言否定から一転してブログで謝罪したことについて言及した。
【写真】自民党の杉田水脈議員
橋本氏は「杉田議員も私も同じ思いで、目的とするところは今、こういう状況の中で困っている、悩んでいる方の声を1人でも多く拾い、助けていくことが、お互いの仕事だと思っている」と一部理解を示した上で「今後、すべての議員が性暴力やDVなどが1日でも早く根絶されるよう、一丸となってやっていくべき問題だと感じています」と話した。党の口頭注意処分については「党の判断は党でお任せすることなので、私からのコメントは差し控えたい」とした。
杉田氏はブログで一方的に謝罪したが、報道陣の取材に応じることなく、会見を開くこともなく、真偽不明な状態が続いている。橋本氏は「国会議員は国民から選ばれているので、議員本人がしっかりとした説明責任を求められれば、しっかりとされていくものではないかと思います」と話した。
また、杉田氏の発言に抗議する人たちが、集めた署名を橋本氏にも受け取ってほしいと話していることについては「そのような話は私のところにまだ来ておりません」とだけ答えた。
橋本氏は杉田氏に党の口頭注意処分が下される前日の9月29日の閣議後会見では、個人的意見とした上で「自民党として適切な措置をするべきだった」などと杉田氏を批判していた。