日本ハム栗山監督「申し訳ない」5球団目5000敗(日刊スポーツ)

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<ソフトバンク7-5日本ハム>◇2日◇ペイペイドーム 日本ハムが2日、ソフトバンク19回戦(ペイペイドーム)に敗れ、自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消滅した。栗山英樹監督(59)が組み替えた打線は、1点を追う3、4回にそれぞれ一時逆転したが、リードを守れずに首位ソフトバンクに押し切られた。この黒星で、前身球団を含めた球団通算負け数が、史上5球団目の5000に達した。 【写真】杉谷が一塁ゴロに倒れ試合終了、ベンチ左奥でガックリする栗山監督    ◇   ◇   ◇ 2度のリードを生かし切れず敗れた。シーズン90試合目で、自力でのCS進出の可能性が消滅した。46年から始まった球団史の中で、通算5000敗目の節目にも重なった。栗山監督は「申し訳ない」と、先人たちが紡いだ75シーズン分の歴史の重みを感じながら、言った。 投打がかみ合わなかった。1点を追う3回は1番に起用した杉谷、2番近藤の連続適時打で一時勝ち越し。同じく1点を追う4回も、戦列復帰したビヤヌエバの4号2ランで再逆転。メジャー通算54勝左腕を攻略しながら、先発上原が得点直後の失点でリードを守れなかった。 5回以降は打線も沈黙。9回に大田の9号ソロで一矢報いたが、及ばなかった。同監督は「ムーアから、そんなにたくさん点が取れるわけではない。ああいう風に(点を)取っているものを、なんとかしなければいけないところがあった」と悔しさをにじませた。 球団の通算成績は4641勝5000敗357分。359の負け越しだが、本拠地を北海道へ移転した04年以降は108の勝ち越しを記録する。2度の日本一に5度のリーグ優勝。常勝球団へと変貌したベースには、最後まで諦めずに全力を尽くす姿があった。 逆転でのCS進出のハードルは高いが、諦めていい数字ではない。前例のないコロナ禍による過密日程で疲労もピークの状況だが、今こそ、チームの哲学である一塁までの全力疾走など必死に戦う姿が必要。逆境をはね返す強さを、残り30試合で見たい。【木下大輔】

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(2020/10/02)