小樽運河にサケがやって来た!産卵する場所もないのに…なぜ? 北海道(HBCニュース)

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 多くの観光客が訪れる小樽運河に、今、サケが大量に遡上しています。観光名所に突如現れたワケとは?  もんすけ調査隊に情報を寄せてくれたのは、先日、小樽運河を訪れたという30代の男性。  「小樽運河を散策し、川を覗いたところ50~100匹ほどのサケが遡上していました。川底に体を擦っている様子があまりにも痛々しいです」 (30代の男性)  この情報をもとに、調査隊は小樽に向かいました。  「実際に運河の中を見てみたいと思うんですが…おっ、いますね!」(記者リポート)  このサケはどこへ行くのか?追跡です!  小樽運河にサケが遡上しているという情報をもとに調査隊は現地に向かいました。  「おっ、いますね。サケが大量にいます」(記者リポート)  確かに運河には、大量にサケが…  「大体40匹くらいはいるものと思われます」(記者リポート)  この光景に、本州からの観光客は…  「(指をさして)あれそう?」「あっサケだ!」「(観光地の川にサケがいるなんて…)思わないねぇ。感動しました」(観光客の女性2人)  サケは、運河とつながる於古発川(おこばちがわ)の上流へと向かっていきます。  「先ほどの小樽運河から100メートルほど離れた於古発川までやってきました。こちらでもサケの姿は見られるんですが、死んでしまっているサケの姿も見られます」(記者リポート)  「この辺りのサケは水位が低くなっているために、前に進めなくなってしまっています」(記者リポート)  サケが必死に川をのぼるのは、もちろん産卵のため。この場所で、願いはかなうのでしょうか?専門家に話を聞くと…  「産卵に適した環境としては、まず砂利があるという事ですね。あとは湧き水のような河床から湧いてくる水で、冬も水温が変わらないような水があることが望ましい」(道立総合研究機構さけます・内水面水産試験場・実吉隼人さん)  川底がコンクリートで固められ、水位が低い於古発川は、残念ながら、産卵に適した環境ではありません。取材中、川を管理する小樽市の職員が、力尽きた鮭を回収する現場に遭遇。今年は、2日までに、およそ400匹を回収したということです。  「基本的に捕獲という事はできませんので、我々としては河川環境を維持する中で、死んでしまったサケについて処理をしている状況。一生懸命遡上しているサケなの

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(2020/10/02)