【新型コロナ詳報】千葉県内34人判明 鎌ケ谷の特養でクラスター 千葉市ジム名は依然非公表(千葉日報オンライン)
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千葉県内で2日、10代~80代の34人の新型コロナウイルス感染が判明した。30人以上判明は4日連続。少なくとも10人の感染経路が分かっていない。鎌ケ谷市内の特別養護老人ホーム「さつまの里」で職員4人と利用者2人の感染が分かり、県はクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。
県によると、6人は、いずれも短期利用で80代の利用者2人と、20代~50代の介護職員。9月29日に80代利用者女性1人の感染が分かり、14~25日の施設内接触者31人を検査し、5人が陽性と判明した。今後、さらに職員2人と利用者6人を検査する。同施設では短期利用の受け入れを休止。入所は継続している。
◆シェアハウスで3人目
他の新規感染者のうち、松戸市の60代男性会社員は重症で集中治療室に入っている。9月22日に37・7度の発熱、だるさの症状が出て県内病院で検査を受けたが陰性。10月1日に県内の診療所で肺炎と診断され、再度病院で行った検査で陽性と分かった。循環器系の持病がある。感染経路は不明。
市原市の80代無職女性は県内高齢者施設を通所利用しており、同施設での感染者は3人目。木更津市の20代女性公務員は防衛省の職員という。浦安市の20代会社員男性は同じシェアハウスに入居している2人の感染が判明済み。
◆千葉市ジム名依然非公表
クラスターが発生した千葉市中央区内のスポーツジム=休業中=では2日、新たに2人(従業員と利用客)の感染が分かり、感染者が計13人(従業員2人、客11人)に増えた。千葉市は、会員名簿で客の全容把握ができ、濃厚接触者の追跡も可能だとして現状では店名を公表しないとしている。
千葉市によると、新たに感染が判明したのは40代男性従業員=東京都内居住=と、都を通じて報告があった20代の男性客。男性従業員は無症状で、男性客は軽症。男性客の居住地は不明としている。
◆千葉市で他に5人
千葉市は2日、これ以外に市内居住の10代~40代の5人の感染を発表した。
市によると、感染経路不明の2人のうち、10代接客業女性は9月29日まで市内の職場に通勤。同日午前に38・8度の熱や頭痛などの症状が出た。40代男性会社員は9月10日以降、在宅勤務だった。28日に味覚や嗅覚の障害が出た。
20代男性会社員2人のうち1人は東京都内勤務で、会社の同僚の感染が