譲渡されたオリンパスの映像事業、大きく様変わりすることはなさそう(ギズモード・ジャパン)
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ひとまずは一安心、で良いのかな?
記憶にも新しい、今夏の衝撃ニュース。カメラなどを含むオリンパスの映像事業が日本産業パートナーズ(JIP)に譲渡されるという報せには、手ブレ補正を得意とするカメラ業界でもさすがに揺れたものです。
オリンパスブランドはどうなっちゃうのか。やきもきする人も少なくないと思いますが、ニュースイッチによると、JIPは今の製品の大枠を大きく変えることはしない方針とのこと。プロや趣味でカメラを楽しむ、いわゆる岩盤市場は残ると見込み、2021年1月に新会社の始動を目指しています。
ただし、製造拠点はベトナムに集約する方向で進行中。辰野クオリティで知られる長野の辰野工場もなくなっちゃうのかしら…。移管作業にどれほどの時間を要するかは不明ですが、しばらくはオリンパスに製造委託するかたちでレンズを生産していくそうです。
映像事業には双眼鏡やICレコーダーも含まれていて、こちらの事業も継続。最近は動画撮影がトレンドですが、ICレコーダーで培った音声技術は画質と音質を両立させる動画撮影に役立つと見られています。
思えば僕が初めて買ったデジイチは、オリンパスの「E-510」でした。握りの良いボディとズイコーレンズの美しさは、カメラにハマるきっかけにもなったと思います。おかげでダストリダクション(ゴミ取り機能)の無いカメラは選べない体になっちまいましたよ。
なんせ、岩盤市場を見込むという方向性はユーザーにとってもひとつの指標になりますね。「OM-D E-M1X」がプロの中のプロを見据えたように、オリンパスなりの解釈で捉えたカメラを楽しみにしておきましょう。マイクロフォーサーズは、まだ死なぬよ。
Source: ニュースイッチ via デジカメinfo