トランプ大統領の「新型コロナ感染」で朝鮮半島への影響を「注意深く観察」=韓国大統領府(WoW!Korea)
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韓国大統領府は2日、核心同盟国である米国ドナルド・トランプ大統領の新型コロナウイルス感染のニュースに、神経を尖らせている。
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トランプ大統領の感染により、第3回米朝首脳会談開催の可能性が低くなったという見方が出るなど、朝鮮半島問題に及ぼす影響が注目されているためである。
ムン・ジェイン(文在寅)大統領の朝鮮半島平和プロセス構想が、これまで文在寅大統領とトランプ大統領、キム・ジョンウン(金正恩)北朝鮮国務委員長などの首脳間の合意を通じた「トップダウン方式」で行われたことを勘案すれば、10月中の首脳会談を通じた小規模な合意は、実現しにくい見通しだ。
文在寅大統領が先月23日、第75回国連総会の基調演説を通じて提案した朝鮮半島の終戦宣言も、当分の間は進展が難しい見通しだ。
これについて、大統領府は、静かに状況を注視している雰囲気だ。
大統領府の関係者は、この日ニュース1との通話で、「(終戦宣言の推進過程が)急いで進められていたことはなかった」とし「トランプ大統領の新型コロナウイルス感染が、大きな影響を及ぼさないだろう」と述べた。