JAL系ZIPAIR、スマホで機内食注文 機内Wi-Fi活用、LCC初セルフオーダー導入(Aviation Wire)

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 日本航空(JAL/JL、9201)の100%子会社で中長距離国際線LCCのZIPAIR(ジップエア、TZP/ZG)は10月2日、乗客が軽食などの機内販売品を手持ちのスマートフォンやタブレットから機内で注文できるセルフオーダーシステムを、米コリンズ・エアロスペースと共同開発したと発表した。LCC初導入で、客室乗務員を呼ぶことなく注文できるようにすると同時に、機内決済は完全キャッシュレスにすることで、機内サービス時の乗客と客室乗務員の接触機会を最小限に抑える。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止や、乗客への安心の提供につなげる。 【フルフラットになるZIPAIRのビジネスクラス】  ZIPAIRの機材はボーイング787-8型機で、当初の機材はJALが運航していた機材を改修して使用している。機内Wi-Fi環境を利用し、乗客が自らスマートフォンやタブレットで軽食や機内販売を注文できるようにした。商品のラインナップや在庫状況、注文、決済までの一連の手続きが、自分の席に座ったまま完結するようにした。商品は客室乗務員が乗客の席まで届ける。  新型コロナの影響により、ZIPAIRは現在貨物専用便のみ2路線運航中。最初の路線となる成田-バンコク線の旅客便を5月14日に就航させる予定だったが、6月3日から貨物便を週4往復運航している。2路線目の成田-ソウル(仁川)線も、週5往復の貨物専用便で9月12日に開設し、早ければ10月中にも旅客便を開設する見込み。すでに韓国の航空当局から認可を取得済みで、仁川国際空港の防疫態勢が整い次第就航を予定している。  座席数は2クラス290席で、フルフラットシートを採用したビジネスクラスにあたる「ZIP Full-Flat(ジップ・フルフラット)」が18席、エコノミークラス「Standard(スタンダード)」が272席となる。機内Wi-Fiはあるが、個人用モニター画面は両クラスとも装備していない。

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(2020/10/02)