米失業率7・9% 9月、5カ月連続で改善 就業者は66万人増 (産経新聞)
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【ワシントン=塩原永久】米労働省が2日発表した9月の雇用統計(速報、季節調整済み)は、失業率が7・9%と前月から0・5ポイント改善した。景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数が前月から66万1000人増えた。就業者数は増加の勢いが鈍っており、雇用情勢の低迷が長期化する恐れがある。
失業率は4月に戦後最悪の14・7%を記録して以降は5カ月連続で低下した。
市場予想は失業率が8・2%、就業者数は85万人の増加だった。
就業者は小売りや娯楽・レジャー関連で大幅に伸びた。自動車などの製造業でも増加を記録した。
働く意欲がある人の多さを示す労働参加率は61・4%と0・3ポイント悪化した。
今回は11月の大統領選前に発表される最後の雇用統計となり、有権者がトランプ政権の経済運営をどのように評価するかに影響を与えそうだ。