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新型コロナウイルスによって、観光業界も打撃を受けましたが、徐々に日常が戻りつつあります。 福岡県行橋市では、休館を余儀なくされた老舗のホテルがおよそ7か月ぶりに営業を再開しました。 創業134年のみやこホテルは、新型コロナの影響で客足が激減したため、今年3月に休館。 およそ40人いた従業員をすべて解雇しました。 その後、感染の拡大状況が落ち着いたことから、改めて従業員を雇い、一部をリニューアルして、2日の再開にこぎつけました。 みやこホテルは、去年7月から資金繰りの悪化で民事再生手続きに入っていて、新しい生活様式に対応しながら経営をどう立て直していくのか、厳しい状況での再出発となりました。

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(2020/10/02)