ホンダのF1撤退受けレッドブル&アルファタウリが感謝のコメント。2022年以降もF1注力は維持(motorsport.com 日本版)
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F1にパワーユニット(PU)供給という形で2015年からF1へ復帰していたホンダだが、10月2日(金)に2021年限りでのF1参戦終了を発表した。
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ホンダは2015年にF1へ復帰し、2017年までマクラーレンにPUを供給。2018年からはトロロッソ(現アルファタウリ)、2019年からはレッドブルとのパートナーシップをスタートさせた。
2019年には復帰後初優勝を挙げ、今季もレッドブルとアルファタウリが優勝を飾る活躍を見せてきたが、そうした中での驚きの参戦終了発表となった。
ホンダは参戦終了の理由について、将来のカーボンニュートラル実現に取り組むため、経営資源の集中が必要だと判断したためだと説明した。
今回の決定によりレッドブルとアルファタウリは2022年以降の新たなPU供給メーカーを探さなければならないことになるが、彼らにとっては難しい事態となるだろう。
ホンダの説明ではレッドブル側に参戦終了の考えを伝えたのは8月であり、最終的な決断は9月末だったという。このタイミングは、将来のF1参戦を約束するコンコルド協定が締結されてからしばらく経った頃であり、レッドブルとアルファタウリは将来もホンダと手を取り合っていくことになるだろうと考えられていた時期でもある。
■レッドブル、F1への注力はホンダ離脱後も維持
ホンダのF1参戦終了により新たなPU供給元を探さなければならないレッドブルとアルファタウリだが、状況は難しい。
メルセデスは既にウイリアムズ、マクラーレンそしてアストンマーチン(現レーシングポイント)へPUを供給することになっている。ルノーという選択肢もあるが、かつてルノーがレッドブルにPUを供給していた際、両者の関係が悪化……その結果、レッドブルはホンダとのパートナーシップを選んだという経緯もあるため、再供給のハードルは高いだろう。
フェラーリも既に3チームに供給しており、その上彼らのPUは現時点では競争力を欠いている状態だ。
ただレッドブルはそうした状況であってもF1参戦を継続する意思を示している。レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、次のPU供給元は未定と明かしつつ、次のように語った。
「2020年と2