芸能人偽ポルノ摘発受け芸能事務所など声明 虚偽拡散には「可能な全ての法的措置を講じる」(オリコン)

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 人工知能(AI)技術を使った精巧な偽動画「ディープフェイク」による芸能人偽ポルノの作成、公開が摘発されたことを受け、芸能事務所でつくる日本音楽事業者協会が2日、「芸能界全体における問題としても看過できない事態」とコメントを発表した。またエヴァーグリーン・エンタテイメントは、誹謗中傷や虚偽の拡散に対して法的措置も辞さない構えを見せた。  同協会は「この度、今回の被疑者逮捕に向けた警視庁をはじめとする関係警察署からの協力要請に対し、タレントの肖像権、パブリシティ権擁護の観点およびディープフェイク動画の悪用を未然に防ぐ社会的意義の重要性に鑑み、当協会は被害者の取りまとめなど全面的に協力してまいりました」と経緯を説明。「ディープフェイクポルノは、被害を受けたタレントの名誉を棄損するなど人格権を侵害するばかりか、SNS等によって虚偽情報の流布を招き、謂(いわ)れのない誹謗中傷を拡大させるなどして、タレントの心的被害を甚大なものとしております」とつづった。  続けて「今回被害申告をしたタレントは当協会加盟社所属者が多く含まれているため当協会が代表して捜査に協力することとなりましたが、現状、ディープフェイクポルノの被害は、大多数の非加盟社の所属タレントにも及んでおり、芸能界全体における問題としても看過できない事態となっております。今回の被疑者逮捕によって、ディープフェイクポルノの撲滅につながることを切に願います」と記した。  またエヴァーグリーン・エンタテイメントは「誹謗中傷の発信者や悪意のある虚偽を拡散する者等、アーティストに直接・間接的な被害をもたらす可能性がある全てのことに対し、専門の法務法人と共に、可能な全ての法的措置を講じる所存です」とし、「厳罰や、情報開示手続きの迅速化など、未来に向けての法整備が早急に行われることを願います」とコメントした。

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(2020/10/02)