歩く速度での移動の価値を”深堀り”  時速5キロの「次世代型モビリティ」を関西電力が開発(関西テレビ)

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これからは、“移動の概念”が変わるかもしれません。 関西電力は、徒歩と同じ速度で移動するモビリティを、商業施設などで実用化すると発表しました。 今回、実用化が決まった自動走行型のモビリティ、「iino」。 時速は5キロと、人が歩くスピードとほぼ同じ速さで移動し、走行中も自由に乗り降りが可能です。 AI=人工知能を搭載し、歩行者を認識し、回避する能力も備えられているほか、乗りたい人が近づいてきたときには、減速してくれます。 立って乗るタイプの他に、座って乗るタイプも発表されました。 寝そべりながら森林をお散歩…普段見慣れた景色も、ゆったり移動したら見え方も違ってくるかも知れません。 「時速5キロ以下の価値」を存分に味わえるこの乗り物、実験の段階では、本体に畳を乗せ、頭をほぐすマッサージと組みあわせるなどの試みも。 4年にわたって開発してきた関西電力出身の嶋田悠介さんは、人や自転車が入り混じる街中で実用化し、快適で楽しい移動を実現したいと話します。 【開発を担当・関西電力出身・嶋田悠介さん】 「人類が一番多く使ってきた歩行の速度は”深堀り”ができてないのではないかと思ってます。いかに歩く速度の中で、もっと気づけてない面白さとかを体験として、提供できるかが僕らがこれからやりたいことです」 関西電力では、大型商業施設や大学の構内などで実用化する方向で調整を進めています。

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(2020/10/02)