ホンダのF1参戦終了 八郷社長が一番うれしかったのは「50戦目の初優勝」(Impress Watch)

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 本田技研工業は10月2日、2021年シーズンをもってF1(FIA フォーミュラ・ワン世界選手権)への参戦を終了すると発表。同日開催された「Hondaモータースポーツ活動に関するオンライン記者会見」に同社代表取締役社長 八郷隆弘氏が出席して、記者からの質問に答えた。 【この記事に関する別の画像を見る】  今回、2021年シーズンをもってF1へのパワーユニットサプライヤーとしての参戦を終了することが決定された。  会見の中で八郷社長は、現時点でのF1参戦の成果について、Red Bull Racing(レッドブル・レーシング)、Scuderia AlphaTauri(スクーデリア・アルファタウリ)とともに、2019年シーズンは3勝、2020年シーズンも2勝を挙げるなど、大きな目標としてきた勝利を実現することができたことを挙げた。  そして、引き続き2021年シーズン終了までレッドブル・レーシング、アルファタウリの両チームとともにさらなる勝利を目指して、最後まで全力で戦い抜くことを誓った。  今回のF1への参戦を終了するという判断については、新型コロナウイルスの影響や短期的な収益のためでなく、最重要課題である環境への取り組みとして、持続可能な社会を実現するために「2050年カーボンニュートラルの実現」を目指すためとし、将来のパワーユニットやエネルギー領域での研究開発に経営資源を重点的に投入していく必要があることを繰り返し強調した。  また、八郷社長はモータースポーツ活動はホンダのDNAであるとし、継続して参戦していくカテゴリーにおいてNo.1を目指してチャレンジを続けていくことを強調した。 ■一番悔しかったのは2018年の最終戦アブダビGP。一番うれしかったのは50戦目の初優勝  質疑応答の質問の中で、今回のF1参戦の中で1番悔しかったことと、1番うれしかったことを聞かれて、八郷社長は「これから今年はまだ7戦残っています。来シーズンも1シーズンやりますのでそこでしっかりと頑張っていきたいというふうに思いますので、その中で悔しいこともうれしかったことも出ると思います」と前置きしながら、次のように述べた。  八郷社長は「現時点で言いますと一番悔しかったのはですね、個人的になりますけど2018年の最終戦アブダビグランプリでガスリー選手のエンジンブローが出た時で

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(2020/10/02)