【MLB】「休養十分」のカージナルスが先勝 地区シリーズ進出に王手(MLB.jp)

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【カージナルス7-4パドレス】@ペトコ・パーク  カージナルスは1回表に4点を奪って試合の主導権を握り、パドレスに7対4で勝利。敵地でのワイルドカード・シリーズ初戦を制し、地区シリーズ進出に王手をかけた。ディネルソン・ラメットとマイク・クレビンジャーを故障で欠くパドレスは、先発のクリス・パダックが3回途中6失点でノックアウトと大誤算。14年ぶりのポストシーズンで後のない状況に追い込まれた。  「休養十分」のカージナルスが故障者2人に代わって初戦の先発のマウンドに上がったパダックに襲いかかった。1回表一死一塁からポール・ゴールドシュミットが1号2ランを放つと、ヤディアー・モリーナのタイムリーとマット・カーペンターの犠飛で2点を追加。鮮やかな速攻で一挙4点を先制した。  2点差に追い上げられた3回表には一死二・三塁からポール・デヨングとカーペンターの連続タイムリーで2点を奪い、再び2点リードで迎えた9回表にはデクスター・ファウラーがダメ押しのタイムリー。先発の金廣鉉(キム・グァンヒョン)が4回途中3失点で降板したあと、リリーフ陣が走者を出しながらも粘り強いピッチングでリードを守り、7対4でパドレスを破った。  今季のカージナルスは開幕から5試合を消化後、チーム内で新型コロナウイルスのクラスターが発生し、17日間にわたってシーズンが中断。シーズン再開後は44日間で11度のダブルヘッダーを含む53試合を消化する超過密日程での戦いを強いられ、その間オフはわずか2日しかなかった。  レギュラーシーズン終了後、2日間試合がなかったが、超過密日程を乗り越えてポストシーズンにたどり着いたカージナルスにとって待望の「休養」。試合巧者ぶりは広く知られており、ようやく例年通りのスケジュールで戦うことができるカージナルスは、ポストシーズンの台風の目となるかもしれない。

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(2020/10/01)