完成 「若き薩摩の群像」 英国留学の19人 全員そろう(KKB鹿児島放送)
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JR鹿児島中央駅前の「若き薩摩の群像」に新たに2人の像が加えられ、30日に除幕式がありました。
薩摩藩がイギリスに派遣した留学生一行を称える「若き薩摩の群像」には、19人の留学生のうち17人が並んでいました。「純粋な薩摩藩士ではない」との理由で外されていた土佐藩出身の高見弥一と長崎出身の堀孝之の2人ですが、市民からの声を受け、鹿児島県鹿児島市がおよそ7000万円をかけ整備しました。
イギリスに派遣された留学生全員が設置から38年を経て揃うことになり、除幕式にはこの日を待ちわびた高見弥一と堀孝之の子孫らも参加して、完成を祝いました。
(堀孝之の子孫 富原カンナさん)
『やっと仲間に入れてもらえた。命をかけて海を渡った仲間と一緒に台の上に上ることが出来たと思うと本当に胸がいっぱいです』
(高見弥一の子孫 高見長臣さん)
『大変うれしい気持ちです。もし向こうの世界があるなら、みんなで良かったねと話しているのでは』