札幌の2歳女児死亡 被告の男の“暴行”の証拠めぐり証人尋問 北海道(HBCニュース)

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 去年、札幌で、当時2歳だった池田詩梨(ことり)ちゃんが死亡した事件で、傷害致死などの罪に問われている男の裁判員裁判。2日目は、男が暴行した証拠とされる詩梨ちゃんの顔のあざをめぐり、検察と弁護側が対立しました。  藤原一弥(かずや)被告は、交際相手の池田莉菜(りな)被告の娘、当時2歳だった詩梨(ことり)ちゃんに大けがをさせ、放置して死亡させたとして、傷害致死などの罪に問われています。  藤原被告は「一切やっていない」と無罪を主張する一方で、藤原被告がけがをさせたとする検察。その根拠のひとつが詩梨ちゃんの顔のあざと藤原被告のこぶしの大きさが一致するという捜査結果です。  30日、証言台に立った警察官は、藤原被告の指の根元の「基節関節」の間隔は、池田莉菜(りな)被告よりもおよそ4ミリ長く、詩梨ちゃんの顔のあざと一致すると証言しました。  これに対し、弁護側が「誤差はあるか」と聞くと警察官は「多少はある」と答えました。裁判長が何ミリを誤差と考えたか聞くと、警察官は「2、3ミリ」と返答。  この誤差で、藤原被告の関節の「間隔」と詩梨ちゃんのあざが本当に一致すると言えるのかどうか、捜査の曖昧さが指摘された証人尋問となりました。

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(2020/09/30)