3分裂の自民系会派に統一構想 さいたま市議会、最大勢力の立民に対抗(産経新聞)

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 さいたま市議会で、乱立している自民党系3会派を統一し、立憲民主党系の「民主改革」(17人)から最大会派の座を奪おうという動きが起きている。自民党系はこれまで、最も大きい会派でも第三会派にとどまっていたが、新会派の「さいたま市議会自民党議員団」(15人)が30日に誕生し、第二会派に浮上した。糾合が進めば、非自民党系の清水勇人市長が改選を迎える来年の市長選の情勢に影響する可能性もある。  さいたま市議会では、第一会派だった自民党系会派が平成29年、議会運営の方針などをめぐり分裂した。現在の3会派の所属議員数を単純に合算すれば22人となり、最大会派の「民主改革」を上回る。  新会派は、9人が所属していた「自民党真政さいたま市議団」に他の自民党系2会派から6人が合流、会派名を改称することで誕生した。合流により、所属議員数は第二会派だった「公明党」の11人を抜いた。  会派の統一を目指す自民党関係者の念頭にあるのは来年の市長選だ。  自民党は、過去の市長選で清水市長に対抗馬を立てたこともあるが、29年の前回選では独自候補の擁立を断念した経緯がある。  「『一つの自民党』を目指して努力を続けてきた。合流によって、清水市長とは違う政策を反映できるような力を持ちたい」  新会派の鶴崎敏康団長は30日の記者会見でこう強調し、今回は合流を見送った自民党系議員に対し「門戸はいつでも開いている」と秋波を送った。 (竹之内秀介)

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(2020/09/30)