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福岡県が新型コロナウイルスの感染拡大を受けて8月に発表していた「福岡コロナ警報」について、解除する方向で調整していることが分かりました。 「福岡コロナ警報」は、医療提供体制の準備に入る基準として福岡県が独自に定めたもので、7月31日に1日あたりで過去最多となる169人の感染が確認されたことなどを受け、8月5日に県内全域に出されました。 しかし、感染者数や病床稼働率など県が設定した4つの指標が全て基準を下回り、今月の4連休後も感染者が増えていないことから、県は警報の解除に向けて調整に入りました。 連休後、1～2週間の感染状況を見極めた上で、来週にも有識者会議を開き、専門家の意見を聞いて決定する方針です。 福岡県で29日発表された新たな感染者は4人で、13日連続で1桁にとどまっています。

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(2020/09/30)