【MotoGP】ドゥカティ、フランチェスコ・バニャイヤの2021年ファクトリーチーム入りを発表。ヨハン・ザルコはプラマックへ(motorsport.com 日本版)
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ドゥカティは、来季からMotoGPファクトリーチームにフランチェスコ・バニャイヤを迎え入れることを発表。空いたプラマックのシートには、アビンティアからヨハン・ザルコが移ることとなった。
【写真】“無職”と書かれたツナギを着たドヴィツィオーゾ
ドゥカティのエースとして、2017年シーズンから3年連続でランキング2位を獲得したアンドレア・ドヴィツィオーゾ。彼は今季もタイトル争いに絡んでいるが、8月の時点で既にドゥカティとの契約を延長しないことを発表しており、その後任が誰になるのか注目が集まっていた。
その候補として挙がっていたのがバニャイヤとザルコだ。一部では、昨年限りで一線から退いたホルヘ・ロレンソが復帰するのではないか……との声もあった。
最高峰クラス2年目となるバニャイヤは、今季プラマックで非常に力強い走りを見せている。第2戦アンダルシアGPでは表彰台を争いながらも転倒。その影響で3戦を欠場する羽目となったが、復帰戦となったサンマリノGPではいきなり2位表彰台を獲得した。欠場の影響でランキングこそ下位に沈んでいるが、ポテンシャルの高さは十二分に示している。
これで来季のドゥカティファクトリーチームの布陣は、ジャック・ミラーとバニャイヤという体制に決まった。今季のプラマックのふたりがそのまま昇格する形だ。
バニャイヤはファクトリーチーム昇格に際し、次のようにコメントした。
「僕は2018年にMoto2のチャンピオンになる前からドゥカティのライダーになることを選んでいたし、彼らもまた僕を選んでくれていた」
「それは賭けだったと思う。僕はその時まで速さを見せていたけど、確固たるもの(結果)は何も持っていなかった。ドゥカティは、他の誰よりも早くそれ(自分の速さ)を信じてくれていたんだ」
「2019年、僕のMotoGPデビューは簡単ではなかった。でもドゥカティは僕(の才能)に疑問を抱くことなく、新人が必要とするあらゆるサポートと自信を与えながら、シーズンを経験させてくれた」
「僕は彼らの話に耳を傾け、彼らを信頼している。そして今では素晴らしいチームとなっている」
「彼らは大きな満足感を得られるような働き方を僕に教えてくれた。それが全ての始まりだったと思う」
「今日、僕は世界で一番幸せな人間だ。夢が叶ったんだ。ドゥカティのファクトリーライダ