「若き薩摩の群像」新たに2人加わる 全員そろい除幕式(MBC南日本放送)

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鹿児島中央駅前に建つ、薩摩藩英国留学生のモニュメント「若き薩摩の群像」、新たに加わった2人の像が30日お披露目され、19人全員が揃いました。 幕末の薩摩藩英国留学生をモデルにした「若き薩摩の群像」。30日新たに2人が加わりました。 本を片手に椅子に腰かける堀孝之、長崎出身で通訳を務めました。右手にステッキを握り立っているのは土佐藩出身の中学校教諭・高見弥一です。 30日は2人の子孫や鹿児島市の関係者が出席し、除幕式が行われました。 薩摩藩英国留学生19人は、幕末に幕府が禁じていた海外渡航を命がけで行い、帰国後は経済や教育など様々な分野で日本の近代化に貢献しました。 群像は、1982年に鹿児島市が50万人都市になったことを記念して制作されましたが、薩摩藩出身ではない2人の像は作られませんでした。 今年2月、森博幸市長が「県外の人から排他的と思われかねない」などとしておよそ7000万円の予算で追加を表明し、元の群像を手がけた彫刻家の中村晋也さんが2人を制作しました。 (彫刻家 中村晋也さん)「若い人たちに、自分たちの先輩、祖先の偉業をしってもらいたい」 (高見弥一の子孫 高見長臣さん)「この像と似ているといわれ、恥ずかしい気もするが、中村先生に立派な像を作って頂き、何と言ったら良いか、不思議な感じと感無量」 (堀孝之の子孫 富原カンナさん)「命を懸けて海を渡った仲間と台の上にのぼれ、喜んでいると思う」 日本の近代化に大きく貢献した19人の留学生。時を超えて、ようやく全員が揃いました。

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(2020/09/30)