ホームセンターPLANTが衣料の自社ブランドに注力 Tシャツやインナー100品目(福井新聞ONLINE)

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 PLANT(本社福井県坂井市、三ッ田佳史社長)は、衣料品・生活雑貨を中心としたプライベートブランド(PB)の「TARO&HANAKO」の商品充実に力を入れている。機能性やシンプルなデザインを重視したPBで、立ち上げから約1年となる9月末には約100品目にまで拡充。各店の専用売り場で展開し、通販サイトも立ち上げた。  ネット通販やドラッグストアの台頭で価格競争が激化する中、差別化を図るため「PLANTでしか買えない商品、魅力が必要」と三ッ田社長が独自商品のブランド化を考案し、2019年秋に立ち上げた。ホームセンター業界で、衣料品などを自社ブランドとして開発、展開しているのは珍しいという。  TARO&HANAKOは日本人で最も慣れ親しんだ名称で、顧客に長く愛されるようなPB商品にしたいと名付けた。「身近な素敵」をコンセプトに、商品は素材や製法にこだわり、飽きのこないシンプルなデザインで統一。衣料品のサイズはSから6Lまで6~7段階あり、大きなサイズも豊富に取りそろえているのが特徴だ。  Tシャツやインナー、デニムパンツをはじめ、スニーカー、ネクタイ、エコバッグなど多彩。肌触りや動きやすさなどの着心地にこだわり、子ども服や農作業向けも充実させている。国内の全24店舗で取り扱っており、PLANT―3清水店(福井市)などの大型店では専用コーナーにPBのロゴマークを大きく掲げてPRしている。  11月ごろには県内業者と開発したオリジナルマスクも販売する予定。今後はインテリアやキッチン用品にも拡大していく。担当者は「店で扱う衣料品のうち、PBの割合はまだ10%に満たないが、将来的には7割ほどにまで比率を高めたい」としている。  また、TARO&HANAKO以外に、食品や雑貨など低価格な商品に特化した「よりどころ」と名付けたPBも6月からスタートさせている。

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(2020/09/30)