世界的ベストセラー書が断言!「在宅勤務の有効性」を示すエビデンスはあまりない(ダイヤモンド・オンライン)

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 イギリスからの翻訳書『Google・YouTube・Twitterで働いた僕がまとめたワークハック大全』が本年9月に発売された。コロナ禍で働き方が見直される中で、有益なアドバイスが満載な1冊だ。著者のブルース・デイズリー氏は、Google、YouTube、Twitterなどで要職を歴任し、「メディアの中で最も才能のある人物の1人」とも称されている。本書は、ダニエル・ピンク、ジャック・ドーシーなど著名人からの絶賛もあって注目を集め、現在18ヵ国での刊行がすでに決定している世界的なベストセラー。イギリスでは、「マネジメント・ブック・オブ・ザ・イヤー 2020」の最終候補作にノミネートされるなど、内容面での評価も非常に高い。本連載では、そんな大注目の1冊のエッセンスをお伝えしていく。 ● 「在宅勤務の有効性」を示すエビデンスはあまりない  「コーディング・ウオーゲーム」という実験が、孤独の力の価値を示している。  これは約100社のソフトウェア開発者600人が2人1組になり、合計300チームが特定のタスクを実行する中規模のプログラムを開発し、その出来を競うというものだ(参加者は自分の会社のいつもの仕事場でタスクに取り組む)。  各チームには大きな裁量が与えられ、好きなプログラミング言語を選べた。参加者の経験や給与などの変数にも注意が払われ、プログラマーは普段仕事をするときとまったく同じ条件でタスクに取り組まなければならないというルールもあった。  ゲームが終了し、成績が最高だったチームは、最低だったチームの10倍ものはるかに良いパフォーマンスを見せ、平均値を2・5倍も上回っていた。  その理由は、参加者が静かな環境でタスクに取り組めたことだとわかった。トップパフォーマーの62パーセントが、自らの作業環境は「十分にプライベートが守られている」と回答した。  対照的に、成績が振るわなかった参加者の75パーセントは、絶えずタスクを中断させられるような環境で働いていた。  オープンオフィスがパフォーマンスに与える悪影響については本書ですでに説明したが、こうした環境はクリエイティブな思考にも向いていないようだ。  静かな環境でアイデアをじっくり考えることができたプログラマーたちが、最高のパフォーマンスを発揮していたのだ。  もし、静かな場所で黙々と仕事をするこ

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(2020/09/30)