高崎の豚熱、カラスが媒介か 養豚協会長「農場は困っていた」(産経新聞)
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群馬県高崎市の養豚場での豚熱(CSF)発生を受け、県議会は30日、全員協議会を開き、県の対応について協議した。県養豚協会の岡部康之会長も出席し、ワクチン接種について空白が生じないよう適切なタイミングで接種を実施できる体制整備などを要望した。
焦点の一つである感染経路解明について県は、農林水産省の疫学調査チームの報告に2、3週間を要するとの見通しを示した。
岡部会長は感染の背景として「発生農場はカラスの被害に困っていた」と指摘した。岸善一郎県議は、感染した野生イノシシからカラスを介しウイルスが侵入する可能性があるため、全県的に防鳥ネットを早期に整備すべきだと主張した。
一方、県は、30日午後3時までに対象の飼育豚約5390頭のうち4497頭(83・4%)を殺処分したと発表した。同日深夜にも完了する見通し。