10月1日から“身近な値上げ”ラッシュ (静岡県)(静岡放送(SBS))
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10月1日から私たちの身近な商品の値段が上がります。10月1日の値上げを前に、県内でも駆け込み需要がみられました。
<熊坂良記者>「静岡市の酒の販売店です。店に入ると目の前に第3のビールが並べられていますが、かなり売れているようです」
午後4時を過ぎた静岡市の酒屋です。あすから値上げとなる第三のビールをケースごとまとめ買いする人の姿が多く、慌ただしい時間が続きます。
豊富なワインが自慢のヴィノスやまざきです。
<ヴィノスやまざき新静岡セノバ店 石井智也店長>「750ミリのフルボトルで7.5円あがります」
酒税法の改正に伴い、ワインなどの果実酒は、350ミリリットルあたりの酒税が約3.5円上がります。しかし、ここでは値上げ分を店側が負担し、ワインの価格を据え置くことにしました。
<ヴィノスやまざき新静岡セノバ店 石井店長>「価格が上がると、お客さんが普段ワインを楽しむことができなくなってしまうので、お客様だけでなく、生産者にもメリットがあるような販売をしていきたい」
新型コロナの影響で、レストランなどへのワインの仕入れが減りました。余った分をまとめて仕入れることで、税率が上がっても価格を維持することができるといいます。
<たばこ購入客>「11カートン買いました。家には備蓄が8カートン」
静岡市中心部にあるタバコ店でも、増税前の駆け込みがありました。10月1日からJTなど大手たばこメーカー3社が、紙タバコで最大1箱50円の値上げに踏み切り、多くが500円を超えることになります。
<愛煙家>「微妙に上がっていくのがしんどいですね。僕の小遣いの負担にはなっていきますね」 「痛いです。それは痛いです。かなりきついです。(Q、いくらになったらやめるとかあります?)1000円です」
紙タバコの基準価格とされている銘柄でいうと、30年前は230円で買えたものが、10月1日から540円になります。度重なる値上げにタバコ屋からも悲鳴があがります。
<杉山武嗣店長>「昭和という時代は500円玉一個でセブンスターが2つ買えて、おつりで缶コーヒーが買えた。タバコ屋ががどんどん減っていっています。うちもいつまでもつか分からないですよ」
愛煙家にとっては厳しい値上げの秋になりそうです。