外見のコンプレックスとどう付き合うか。深層にある「親との関係」<鈴木望×水野敬也対談>(女子SPA!)

【リンク先抜粋】
――今回の対談で、太田母斑以外にも、口唇口蓋裂(唇や口蓋、歯茎などを左右に分裂するような亀裂が生じた状態で生まれる症状)、脱毛症、アルビノ(メラニン色素が欠乏していて、皮膚、髪、目などが白い症状)など、さまざまな見た目の症状についても触れてきましたが、こうした「見た目問題」に触れるとなると、「見ちゃいけない」のか「見ていい」のか、迷う人もいそうです。 鈴木:『青に、ふれる。』を描き始めてから、読者の方からよく「そういった症状の方とどのようにコミュニケーションを取ったらいいですか?」という質問をいただきます。でも「見ちゃいけない」のではなく、そこにいる一人として接すればいいと思います。  私の場合は、「気になって見ちゃうんだよね」と言われたらちょっと嬉しいかもしれない。興味を持っていただいたということですから。無視されたりとか、過剰に気を遣われるほうがいたたまれなくなります。 水野:そうですね。確かに「見ちゃうんだよね」って言葉に対して、「見ないでほしい」という意見もわかります。でも悪意じゃないと伝えることで、対話が始まるかもしれないですよね。結局は目の前の人に対しての優しさや愛情がベースにあるかどうかが重要になりますよね。 鈴木:一人一人の事情は違うので一概には言えませんが、素直に感じたままを伝えてもらえるほうが、こちらも素直に感じたままお返しできると思います。

続きはこちら

(2020/09/30)