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宮城県南三陸町の海岸で、震災の行方不明者の捜索が行われました。30日、南三陸町歌津の海岸では、9人の警察官が海に向かい黙とうをした後、石や漂流物を撤去しながら行方不明者の手掛かりを探しました。 南三陸警察署による行方不明者の捜索は今年4回目です。今回の場所は普段から波が高く、漂着物が多く流れ着く場所ですが、今回の捜索では手掛かりになるようなものは発見されませんでした。 南三陸警察署・尾形憲治郎地域課長「今後も行方不明者の家族、南三陸町役場、復興事業に携わる業者などからの要望を踏まえ、実効性のある捜索を実施していきたいと考えています」 県によりますと、震災により南三陸町の211人を含む1218人の行方が今も分からないままです。

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(2020/09/30)