若手起業家やスタートアップを支える夢のEU補助金。影には悪夢を見る下請け企業も(HARBOR BUSINESS Online)

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 これに加えて、EU内の各国でもさまざまなプログラムが組まれており、30代半ばの筆者が滞在しているポーランドでも、周りに多くの若手経営者が誕生している。例えば、造園業を営んでいるGさん(男性・32歳)。 「それまで特に起業してみようというアイデアは持っていなかったのですが、人の下で働くのではなく、自分で会社を経営できるのはやはり魅力的ですよね。私がアプライしたプログラムは3年以上の黒字経営が条件でしたが、無事その期間も乗り越えたので、補助金を返済する必要もなく、順調に仕事を続けています。大きな会社ではないですが、こういったプログラムがなかったら、今ごろ全然違う道を歩んでいたでしょうね」  前述の「SME Instrument」では支出管理や不正防止のため、レポートの提出やモニタリングも行われているが、手間や経費を抑えるため、肉を切らせて骨を断つ柔軟な対応が取られているという。要は、黒字経営が続いていたり、成果が出ていれば、すべての企業が横一列で厳密に監視されるわけではないということだ。

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(2020/09/30)