ヴァレンティノ×リーバイスの“ブーツカット”が美しい!(GQ JAPAN)
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9月27日(イタリア時間)、ヴァレンティノが2021年春夏ウィメンズ&メンズコレクションをミラノで発表した。
注目したいのは、ヴァレンティノとリーバイスの初コラボによるデニムだ。デザイナーのピエールパオロ・ピッチョーリはリーバイスのアイコニックなモデル「Levi’s 1969 517」を再解釈し、メンズとウィメンズ向けのジーンズを提案した。
517は、リーバイスが1969年にカウボーイのために生み出した、世界で初めてのブーツカットジーンズ。ウエスタンブーツのような丈の長い靴を履いたときにもきれいに見せられるように、膝から裾にかけてゆるやかに広がるシルエットが特徴だ。
ピッチョーリはこのクラシックな1本をモダンに昇華した。ほどよい色落ち加工をほどこしたデニム地を採用し、細身でフィット感のあるシルエットに仕上げた。シンプルながら、ブーツカットの裾によるさりげないドレープ感も美しい。
ジーンズのウエスト部分に配する紙パッチにはヴァレンティノのロゴがほどこされ、デニムファンの心をくすぐるレアなディテールがたまらない。
517を穿いてランウェイに登場した男性モデルは、ネイビーのテーラードジャケットやホワイト・チュニック、白スニーカーといったシャープなアイテムを組み合わせた。気張らないエレガンスを表現するこのスタイリングいまの時代にぴったりだ。
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