JTAとRAC、沖縄誘客のデザイン機 737とQ400、10月就航(Aviation Wire)

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 日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)と琉球エアーコミューター(RAC)は9月30日、沖縄の誘客を図るデカールを両社の機体にデザインし、お披露目した。沖縄のガジュマルをモチーフにしたデカールをJTAのボーイング737-800型機(登録番号JA03RK)とRACのボンバルディア(現デ・ハビランド・カナダ)DHC-8-Q400型機(JA82RC)に貼付し、10月1日から運航を開始する。  一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)が展開する誘客キャンペーン「憩うよ、沖縄。」に賛同したもので、同キャンペーンのロゴをデザインする。ロゴにはイリオモテヤマネコやジンベエザメ、シーサー、ヤシの木など、沖縄の生き物や自然21種類をガジュマルの形にデザインし、虹色で彩った。  JTAの737には機体の後方両側にタテ2.87メートル、ヨコ5.75メートルのデカールをデザイン。RACのQ400には、左前方ドア付近にタテ40センチ、ヨコ80センチのものを貼り付けた。運航開始はいずれも10月1日で、JTA機が午前7時5分に那覇を出発する福岡行きNU50便、RAC機が午前7時10分に那覇を出発する与那国行きRAC721便を予定する。運航期間は1年間を見込む。  那覇空港にあるJTAの格納庫で開催したお披露目式で、JTAの青木紀将社長はデカールについて、「色彩が鮮やかで沖縄らしい明るいデザイン」と評価。10月1日からは観光庁が進めているGo To トラベル事業の対象に東京も含まれることから、官民と県民一体となって沖縄の観光産業を盛り上げたいとした。  沖縄は現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、観光需要が落ち込んでいる。JTAは9月の減便率が35%で、利用客は通常の4割程度に減少した。青木社長によると、旅行客が予約してから出発するまでの期間は通常は1カ月だったが、現在は2-3週間程度に短縮しているという。「(利用客の)旅行マインドはある。感染状況などを見極めてから予約するので、全体的に短くなっている」(青木社長)ことから、需要の獲得強化に注力するとした。  RACの金城清典社長は、沖縄本島と離島一体となって同キャンペーンに参画するのは意義深いと述べた。RAC機に貼付したデカールについては「デザインは小さいが、ロゴに込められた思いは熱い」と評

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(2020/09/30)