リクルートキャリアと『アスリート応援プロジェクト』を推進するDOSA大島伸矢理事長に直撃「可能性を持つパラアスリートを見つけたい」(バスケットボールキング)

【リンク先抜粋】
――スポーツ能力発見協会(DOSA)立ち上げのきっかけを教えてください。 大島 元々僕はプライムラボという会社を立ち上げて、子どもたちの能力を発見する取り組みをしていました。これはスポーツに限ったことではなく、小さいころに音楽や芸術、数学などを体験したうえで、どんな志向性があるのかをチェックするものです。僕自身、今もサッカーをしていて、周りにアスリートの知り合いがたくさんいますが、彼らからは幼児期に好きと得意なものが一致して頑張ってきたから、辛いトレーニングも乗り越えられたと聞いています。好きなものを夢中に取り組むことで、短時間で集中的に成長できたと感じています。 ――スポーツに関して具体的にどのようなことをされたのですか? 大島 体力測定を正しく行うことで子どもたちがこれまで自分では気づかなかった能力を発見できます。正確に測ることで、全国でどれだけのレベルにいるのかを明確にすれば、オリンピック・パラリンピックでも活躍できる人材を発掘できると思います。そのために、2013年に試験的にイタリア、オーストラリア、ドイツなどから機材を仕入れて、スポーツで必要なスキルのデータを取り始めました。せっかくやるのであれば、適性スポーツ、向いているスポーツをオリンピック、国体の64種目のうちから10個出そうと。それを体験することで、得意なスポーツを見つけることができます。これを行ったところすごい反響をいただき、応募が殺到しました。これは社会貢献になるのではと考え、2014年2月7日、ソチオリンピックの開幕日にDOSAを立ち上げました。いろいろな場所で、測定のイベントを行っていたところ取材を受け、たくさんの自治体さんからオファーをもらい、数を増やし、全国をずっと回っている状況でした。 ――障がい者へのアプローチは? 大島 4、5年前に障がいを持っている方も同じことができないかと思い、佐賀県で初めて計測を行いました。ただ障がいは一人ひとり異なり個別対応が必要な事もあるので健常者とは別に、まず車いすの方や視覚障がいの方に合わせた種目を作り、記録を取り始めました。私たちはイベントを行う際に、毎回トップアスリートに参加してもらい、子どもたちと触れ合いの場を作っています。それもあってか健常者の方の申し込みは、1000人を超える場合があるのですが、障がいを持っている方の申し込みは5~7名から

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(2020/09/30)