阪神、再びのコロナ禍も…不幸中の幸い! 藤浪復活、プロ初ホールド!!(夕刊フジ)

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 阪神がまたコロナショックに見舞われた。29日午後、新たに1軍のチームスタッフ1人が新型コロナウイルス検査で陽性判定を受けたと球団が発表。25日に判明した選手、スタッフを含めこれで計8人が罹患(りかん)したことになった。  当該スタッフは27日のヤクルト戦(神宮)までチームに帯同しており、28日には甲子園での練習に参加していた。この日の朝、発熱や喉の軽い違和感、関節痛を訴えて兵庫県西宮市内の病院で検査して判明。現在は入院している。  球団の信本総務本部長は感染経路について「われわれが分かっているものはない。(感染者の)行動履歴は提出しており、引き続き保健所に協力します」と話し、念のため、近い職種のスタッフは30日に再検査を実施するという。  24日に1、2軍全選手、首脳陣、関係者にPCR検査を実施し、陰性が出たスタッフがわずか4日後に陽性に変わったことで関係者には衝撃が走った。「うちも対策はしていたが、こういう状況になってしまった以上、どうしようもない」とお手上げ状態。今回は濃厚接触者が認められなかったため、日本野球機構と専門家チーム、対戦相手の中日球団と相談の上、予定されていた試合を実施できたが「とにかくシーズンを完走しないと。その思いは強いが…」と力なく話した。  戦力的にもダウンしたままだ。25日に判明した濃厚接触者および、球団が濃厚接触者同様の扱いをしている選手については「引き続き、東京都内で隔離して待機させている」と球団側。まだ満足に体すら動かせない状態で、現場復帰にはさらに時間を要すことは避けられない。  幸いこの日は昨年から甲子園で負けなしの中日が相手。5回にベテランの糸井が甲子園では今季初の2号2ラン。3月にコロナに感染し、緊急事態にリリーフで起用されている藤浪が、8回の1イニングを無失点に抑えプロ初ホールドを挙げた。相性の良さも相まって何とか白星を拾った。(山戸英州)

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(2020/09/30)